「Like A Film」 ライクアフィルム - 結婚ってフイルムカメラのような –
ドレスコードがカメラ、という一風変わった結婚式。
こちらは集合写真での一コマ。
写真は、Nobuyuki Taguchiさんと、Hisashi Mukaiさん。
新郎新婦もカメラマンで、2人の大親友でもあります。
ご一緒させて頂き、とてもExcitingでした。
大判カメラで集合写真を撮るという、カメラマンの2人らしい、粋な結婚式です。
「Like A Film」 ライクアフィルム、先ずは映像をご覧下さい。
【「Like A Film」 ライクアフィルム】
「(フィルムの)色とかって、焼いたら出て終わりじゃないですか。
それが潔くて良いなと思ってて。
結婚式ってそれに近いと思ってて。
リセットしないじゃないですか、
だから“結婚する”っていうのは、“(フィルム)写真”に近いっていうか、
露出が失敗しても何にしても、
じっくりじっくり構図決めて何とか、みたいな感覚に近いなと思って。
だからこの家族式っていうのは、
フィルム入れるっていうか、ノリとしてはね。
全部そういうスタンスですね」
– 新郎、朝起きてすぐの言葉より –
これは当日の朝、僕が撮影準備をしているときに、起きたばかりの新郎が来て、2人でお喋りしたときの言葉。
何か面白い話になって、ピンマイク付けて、一応カメラ回して、偶然撮れた言葉でした。
だから新郎は寝癖ですw
新郎・池田昌広 (MasaHiro Ikeda Photography)
職業、カメラマン。
7ヶ月かけ世界を旅したあと、ロンドンで写真を撮られていました。
PENTAX 6×7(通称、バケペン)。
式当日、この重たい中判カメラをずっと持っていました。
新婦・平林亜沙美 (Tolocca)
同じく、カメラマン。
新郎に出会い、写真を始める。2人でTolocca(トロッカ)として、出張写真撮影をしている。
「人に自分の好きなことで喜んでもらえるってことが、
仕事にできたらすごい嬉しいなと思って。
こんな素敵なことはないなと思って」
– 打ち合わせのときの新婦の言葉 –
本当に3人で色々な話をして、僕自身が結婚式の撮影をすることと、改めて向き合う日になりました。
写真に纏わることがしたいと話していた2人は、ゲスト一人一人の写真を撮ってあげました。
それを編集して
現像して
送賓のとき、みんなへプレゼントされました。
「自分ってこんな顔して笑うんだって、写真を見て気付いたときに、自分のことが少し好きになれた」
って、亜沙美さんが話してて、この結婚式には、きっとそういう思いもあったんじゃないかな。
写真のような、2人のような。
Weddingのテーマは「大正ロマン」
ドレスコードはカメラ、というオリジナルウェディングです。
披露宴会場は、結婚式をするのは初めての、京都モダンテラスさん。
お料理が美味しく、光が良い感じに差し込んでくる、とても素敵なレストラン。
新婦のおじいちゃんが、平林乳業という、牛乳やチーズなどの乳製品を作っていて、
この日のお料理で、京都モダンテラスさんとコラボレーション。
料理長がメニューを考案して下さり、実現しました。
すべてのお料理に、平林乳業の食材が使われています。
おじいちゃんの乾杯でパーティーはスタート。
もちろん、ヒラヤミルクで乾杯です。
背後にいる月山もカメラで乾杯していますw
厳しい結婚式場みたいに持ち込みがダメとか、これは撮影できませんとか、
決められたことは何一つなくて、テンプレートのない、自由な結婚式。
その分準備は大変だと思いますが、最高の時間でした。
最高の家族式。
結婚式って良いな。
写真って良いな。
(もちろん、映像もネ!)
「どこかアナログじゃないと生きてゆけないよね」
この人たちと出会えて良かった。
次は江の島で飲みましょう。
2016.12.17
Masahiro + Asami
@ ウェスティン都ホテル京都 & 京都モダンテラス
京都結婚式の写真撮影、動画撮影は月山映像へ。
2人らしくてあたたかいウェディングフィルムを。
大阪・神戸・京都など関西を中心に、全国の結婚式の写真撮影&動画撮影を承っております。
インスタグラムも始めました。
Instagram ID : tkymspi
(月山映像でも検索できます)